お客様の声
『iPhoneSEの水没修理!』
2018/07/02
こんにちは!
『iPhone修理と買取のI.C.C.福山店』スタッフHです。
あちー。。。まだ梅雨明けしていないのにこの暑さは何なんですか!!
外の掃除をしようと出たのはいいんですが、あまりの暑さに参りました。。。
外仕事の方は今日はしんどかったと思いますよー、皆さんも熱中症には気を付けましょう!
さて今回は、iPhoneSEの水没修理の依頼を福山市駅家町からのお客様から頂きました。
持って来られた際の状態は、しっかりとジップロックにiPhoneが乾燥材と一緒に入れてありました。
水没してしまった対処法としてはかなり有効な対処ですね!
乾燥材と一緒に入れることによって、iPhone内の水分の抜けがそのまま放っておくより断然早いです。
スタッフ「よかったら落とした時の状況を教えてもらえますか?修理の手助けになるかもしれないので」
お客様「水着のポケットに入れたのを忘れていてプールに10分ぐらい浸かってました。。。」
スタッフ「10分!?」
お客様「流石に助かる見込みはないですかね??」
これからの季節に必ず起こりそうなケースが来ましたよ、水着に入れっぱなしにしてそのままプールもしくは海に入ってしまう。
幸い入ったのがプールなんで助かるかもしれません。
海水の場合、サビがiPhone内の金属に回ってしまう速度が真水に比べ格段に早いです。
それにショートを起こしてしまうリスクも高いです。
スタッフ「水没の場合修理をして直る確率は30%になってしまうのでそこは直らなくても覚悟しておいて下さい」
お客様「ん~やっぱり低いですね。。。」
スタッフ「それでもやってみないことには直るかどうかは分かりません、パーツ交換で復活することもありますよ」
お客様「えっ!?そうなんですか??」
稀に画面やバッテリーを交換することによって水没から復活することがあります。
復活したからといっても安心は出来ません!水没している分いつiPhoneが動かなくなるかは分からなくなってしまいますからね。
こまめにバックアップを取りながらいつ動かなくなっても対応できるようにしないといけません。
10分という時間は気になりますがやってみないことには直るかどうかは分かりません。
お客様に承諾をもらい水没修理開始です!
画面を開けてみるとこんな感じでした。
基盤や画面まわりに水がたくさん残ってますね。。。
とりあえずバッテリーのコネクターを外して通電を抑えます。
水没してしまったらまずは電源を落とすことを心掛けて下さい!
焦って画面が映るかどうかを確認しようとしてiPhoneを起動するとショートしてしまい基盤が焼き切れてしまうかもしれません。。。
基盤が死んでしまうと大事なデータが無くなってしまい、台無しになってしまいます。
水没修理の場合は一度パーツを全て取り外し、エタノールで綺麗に水気を飛ばしてあげます。
ついでにiPhone内に入ってしまった汚れも拭き上げます。
作業時間的には4時間は掛かってしまいますね。
パーツをばらした後、通電しそうな部分を拭いて乾燥⇒乾燥が終われば組み上げて動作確認⇒起動しなければパーツを組み替えながら故障個所を探る。
この作業を行っていると自然に4時間は過ぎてしまいますね。
パーツ交換で直る場合でもお客様の要望によっては交換パーツを制限することもあります。
通話や他の機能が出来なくてもデータの吸い出しが出来ればOKなお客様にはそれ用の交換をします。
今回のお客様のSEはバッテリーのコネクタが予想以上にサビていたので、あらかじめ交換して動作確認します。
画面は映るようになったけど水が液晶に浸みていて画像みたいに端と真ん中に痕が残っています。。。
タッチの方は意外と感度も良くたまに固まってしまいますけど大きな問題はありません。
ただ。ただ動作確認をしているといきなり画面が落ちてしまいます。
あれ??おかしいな?そう思っているとまた勝手に画面が立ちあがります。
もう一度最初から動作確認をしているとまた勝手に画面が消えてまた立ちあがります。
それも起動して2,3分が活動限界のようです。
お前はウルトラマンか!!
せめて10分が活動限界ならデータのバックアップが出来るんですけど、いかんせん2,3分はバックアップが取れません。。。
とりあえず作業は終わったのでお客様が返って来られたら状況を説明して対応を考えます。
今日はこんな感じで終了です。
結果はまた明日!