お客様の声
【iPhone6SPlusの水没修理! 水没した際の注意点! スマホ堂福山店】
2019/10/12
こんにちは!
【iPhone修理とケース販売のスマホ堂福山店】スタッフHです。
中国地方では台風の影響はそれほど大きく無かったです。
ですが、関東方面はすごいことになっていますね!店内でかけているラジオからはひっきりなしに警報や河川の氾濫情報が入ってきます。
今回は、iPhone6SPlusの水没した端末の修理依頼を福山市引野町からお越しのお客様からいただきました。
水没した状況ですが、1週間前にトイレに落としてしまったそうです。
落下後はすぐに拾い上げ、人から聞いた情報で米櫃の中へ数日入れていたそうです。
はい!ここで大事な情報をお伝えします!
水没した際まず一番に行わなければいけないのは『電源を落とすこと』
端末内部に水が入っている状態で通電しているとショートしてしまう危険性があります。
皆さんは濡れた手でコンセントを触れますか?怖いでしょ?
それぐらい水没した端末は危険なんです。
そして、米櫃へ入れるのも間違い!
どこから出た情報か分かりませんが、米櫃や冷蔵庫へ入れておくと水没した端末が直ったというガセネタがあります。
米櫃や冷蔵庫の中は乾燥しているので、端末内部の水気を抜いてくれるからだとは思いますけど?
最近の端末は内部の機密性を上げる為、本体と画面の間に粘着背の高いテープが使用されています。
水やホコリが浸入するのを防いでくれるという利点は高いですが、デメリットもあります。
入った水やホコリが抜けづらい...という事です。
実際、1週間放置された端末を開けてみると、まだ水分があちこちに残っていました。
お米の中や冷蔵庫に入れなくてももっと簡単に水分を抜ける方法があります。
ジップロックと乾燥材を用意して端末と乾燥材を一緒に入れるだけ。1晩置いておけばほぼ内部の水分は抜けています。
これは応急処置のやり方なので、実際は水没してしまった端末は修理店へ持ち込んで下さい。
早ければ早いほど普及率は高まります。
※当店でも水没修理は行っていますが、水没修理の復旧率は30%と高くありません。直ったら奇跡ぐらいに思ってもらえると助かります。
今回の端末はトイレに落ちた端末なので、作業内容としては厄介ではありません。
一番難しいのは海水に浸かった端末です...
以前、海に1晩浸かりっぱなしだった端末の修理も行いましたが、まぁサビの量が凄いこと。
基板やパーツに浮いてしまったサビを落とすだけで半日はかかりました。
ですが、その甲斐あって無事に復活!画面が点いた瞬間は思わず「やった~!」って声が出ちゃいました(笑)
さて、持ち込まれた端末は一度全てのパーツを分解して綺麗に掃除します。
掃除を行った後は自然乾燥させてあげないといけないので、今日はこのまま乾燥させて帰ります。
直ったかどうかは明日分かります。
ここまで説明した要点をまとめます...
・水没後は電源を入れない。
・すぐ修理店へ持ち込めそうでない時はジップロックに乾燥材と端末を入れる。
・冷蔵庫やお米の中へ入れない。